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【必見!】私がGoogle AdSenseの審査合格までにやったこと14選

【必見!】私がGoogle AdSenseの審査合格までにやったこと14選

Google AdSenseの審査にまた落ちた…

という話は、ビジネス界隈のTwitterでよく見かけますよね?
以前と比べると審査が厳しくなったという声も聞こえてきます。

私はこれまで4サイト運営しており、AdSenseの審査を通しています。
最初の3サイトについては比較的スムーズに合格しましたが、4つめの審査は結構時間がかかってしまいました。

Googleはこの審査の合否について、何が原因だったのかを公表することがないので、なぜ不合格になってしまったのか、ある程度の経験則を元に推測して改善しながら何度もチャレンジしなくてはいけません。

初めて審査を受ける時は、まったくの手探りでとにかく何度も審査を受けては落ちるを繰り返してしまいますよね。

もう合格できないからブログを辞めてしまおうか…

と悩んでいるあなたへ少しでも合格へのヒントになればと思い、私がこれまで審査に合格するために行ってきたことを紹介していきます。

このブログ記事を読んで、いや読まなくてもいいし真似しなくてもいいですが、この記事をキッカケに合格できたら、ぜひTwitterで合格したことを報告してみてください。

思いがけず多くの方から、「おめでとう!」というリプが貰えると思います。
そういったメッセージが今後の励みにもなるので、ぜひ2度や3度の失敗でめげずに何度もチャレンジしてみてください。

私もTwitterで合格したよというメッセージを見つけたら、全力で「おめでとう!」と言います。
みんなで一緒に頑張っていきましょう!!

Google AdSenseの審査の仕組み

Googleは公に発表していませんが、ロボット(クローラー)が巡回して機械的にサイトを分析して合否を判断します。

そのため、巡回して来てもらえるまでに数日から2週間程度の時間を要する場合があります。

機械的に審査するため、やるべきことをきちんとしていれば必然的に合格をもらえることになります。

巡回する時期やタイミングによっては何もしなくても合格になったり、不合格になったりすることもあるので、諦めずに何度も挑戦することが大切になります。

仕組みがちょっと違うので余談になりますが、今流行りのChatGPTも同じ質問を何度か続けると、毎回違う回答が返ってくるので、今のコンピュータはそんなもんと思っていた方が精神的に楽になります。

やってはいけないこと
(AdSenseプログラムポリシー)

まず最初に、Google AdSenseに審査を通す前に知っておかなければいけないこと、「AdSense プログラム ポリシー」について噛み砕いて紹介しておきます。

これらは、AdSenseで収益を得るため広告を貼る場合に、やってはいけないこととしてまとめられています。

審査を依頼する前に、これらに違反していないかあらかじめ確認しておいてください。

自分でクリックしてはいけない

サイト運営している自分自身で広告をクリックしてはいけない。

つい、正常に動いているのか、どんな動きをするのか気になってしまいますが、自分でクリックすると、「故意にクリック数を増やした」と見なされて解約扱いになってしまう可能性があります。

自分でクリックしたり、家族にクリックさせたりしないようにしましょう。

クリックを依頼してはいけない

ユーザー(閲覧者)にクリックを依頼してはいけない。

またクリックをお願いした見返りとして報酬を提供する行為も違反となり、解約となってしまうことがあります。

当然のことながら違反が発覚した場合の収益は無効となってしまいます。

外部サービスを利用してクリック誘導してはいけない

外部のサービスやプログラムを利用してクリックを誘導してはいけない。

有償クリックプログラム、迷惑メール(広告ではないように偽装したり)、アプリを使って広告を表示させるなどの行為は違反となります。

広告コードを変更してはいけない

作為的に広告の掲載結果を改竄したり、広告主に損害を与えるような変更を広告コードに施してはいけない。

ただし、上記に該当しない程度の変更は認められているので、どこまでがOKなのかは事前に確認しておく必要があります。

広告コードをメールや他のシステムに使ってはいけない

AdSenseの広告コードをポップアップ上、メール、ソフトウェア内部に使用してはいけない。

WEBサイトのほか、一部認められているSNSなど、色々な場面で使用できるようになっていますが、不適切な場所での使用は認められていません。

意図しないリダイレクトやポップアップで誘導してはいけない

ユーザーが意図しない動作をするサイトに広告を掲載してはいけない。

ユーザーの設定を変更したり、意図しないリダイレクトやダウンロード、通常の操作を阻害するようなポップアップ広告の配置などもこれに該当するので注意しなければいけません。

メニュー、ダウンロードリンク、ナビゲーションと誤認させるような形で掲載することも禁じられています。

これらの詳しい情報は、Google公式のヘルプで紹介されているので、そちらも併せて確認してください。

AdSense プログラム ポリシー

他にも準拠しておくべきガイドライン

「AdSense プログラム ポリシー」の他にもGoogleが公式に発表しているガイドラインがいくつかあり、それらに準拠していることが求められています。

ここでは、さらっとですがガイドラインを紹介しておきます。
詳細は、各ガイドラインのページをリンクしておくので参照してください。

Google パブリッシャー向けポリシー

「コンテンツポリシー」「行動ポリシー」「プライバシーに関するポリシー」「要件とその他の基準」が用意されており、これらのポリシーに準拠する必要があります。

違法なコンテンツや知的財産権を侵害するようなサイトが違反の対象となります。

AdSense プログラム ポリシーにも規定がありますが、意図せずに広告をクリックしてしまうような掲載の仕方やサイトコンテンツを妨げるような掲載の仕方も違反となります。

Google パブリッシャー向けポリシー

Google 検索の基本事項
(旧ウェブマスター向けガイドライン)

SEO対策を実施する場合に求められるガイドラインになります。

「Googleが認識できるサイトであること」「訪問者にとって有益であること」「コンテンツの品質を担保すること」が挙げられます。

AdSenseでは、このガイドラインに違反しているサイトに広告を掲載することを禁止しています。

審査が通らない多くの場合は、このガイドラインに抵触している可能性が高いです。

Google 検索の基本事項(旧ウェブマスター向けガイドライン)

合格までに実際にやったこと

ここからは、私が審査に合格するまでに行ったことをひとつずつ紹介していきます。

1. 独自ドメインの取得

新たにブログサイトを構築する際に、私の中ではアメブロのような既存サービスは選択肢にありませんでした。

私が最初にサイトを構築した時は、既存サービスではAdSenseなどの外部の広告を貼り付けることが禁止されているのが当たり前でした。

したがって必然的に「独自ドメイン」を取得する方向で準備しました。

現在では、アメブロなど一部のブログサービスでもAdSenseを利用することはできますが、独自ドメインを取得してオリジナルのブログサイトを構築した方が自由度が高く、色々なことができるようになります。

独自ドメインを取得するなら、永久無料ドメインを取得することもできます。
ドメインを取得する場合は、ドメイン取得サービスから登録する必要があります。
詳細は、各サービスをご確認ください。

2. SSL化の対応

SSLは、WEBサイトを暗号化してセキュリティーを強化する技術です。

これはSEOやGoogle AdSenseの審査に関係なく対応すべきものなので、ブログを開設したら必ず実施しておく必要があります。

SSL化の対応をすると、URL(ホームページアドレス)が、「https://〜〜〜」のようにhttphttpsになります。

SSL化対応していないと、セキュリティーに問題があるためユーザーに不利益となるということで、審査が通らない可能性があります。

3. お問い合わせフォームの設置

ブログサイトには、お問い合わせフォームを設置しておきます。

これは利用者(ユーザー)がサイトに対して問い合わせることができる場を用意することで、利便性を担保することがきます。

お問い合わせフォームを設置する場合は、正常に動作することをキチンと確認しておきましょう。

4. プライバシーポリシーの設置

ブログサイトには、プライバシーポリシーを設置しておきましょう。

個人情報保護の観点から、サイト上のプライバシーポリシーを宣言しておくことで、利用者(ユーザー)に安心感を与えることができます。

AdSenseの審査に対しては、個人情報保護に対して違反していないという証明にもなるので、こちらについてもキチンと設置しておくことをおすすめします。

5. 運営者プロフィールの設置

運営者のプロフィールも設置しておきます。

運営者の身分を(可能な範囲で)明らかにすることで、利用者(ユーザー)に信頼感と安心感を与えることができます。

運営者情報としては、

  • 運営者
  • サイト名
  • URL
  • 連絡先
  • サイトの目的

くらいはあった方がいいですね。

他には、「免責事項」の記載があるといいです。

6. WEB標準の準拠

WHATWGが勧告している「HTML Living Standard」に準拠したコーディングをしっかりとしておくことが重要です。

AdSenseの審査は、冒頭で述べたようにロボット(クローラー)によって機械的に判定されます。
この時、HTMLやCSSのソースコードを分析して評価するので、WEB標準(WEB Standard)に準拠しておく必要があります。

ロボットが理解しやすいコードを記述することが求められます。

7. レスポンシブWEBデザインの対応

これはもうSEOやAdSense関係なしにやっておかなければいけないレベルになってますね。
PCだけでなく、スマホやタブレットでも同じように閲覧できる環境を用意しておく必要があります。

意外と見落としがちなのが、「文字の大きさ」「ボタンの大きさ」「コンテンツの距離」などで引っ掛かることがあるので注意が必要です。

モバイルフレンドリーテストで合格しておくように改善しておきましょう。
モバイルフレンドリーテストのリンクも貼っておきます。

モバイルフレンドリーテスト

8. Googleアナリティクス・Search Consoleの追加

こちらもAdSenseの審査前に準備してく必要があります。
というか、AdSenseに申し込むかどうかを別にして追加しておくべきものになります。

Googleアナリティクスは、ユーザーのアクセス状況を確認することができ、Search Consoleは、ロボット(クローラー)の巡回・評価の状況を確認することができます。

後述しますが、ページに不具合があってインデックスされなかったり、アクセス状況が良くなかったり、というWEBサイトの現状を把握することが審査に向けて改善する目安になります。

Google Analytics

Google Search Console

9. コンテンツのボリュームアップ

1ページあたりのコンテンツの文字数を増やしていきました。

各ページのボリュームが少ないと、ユーザーに有益な情報が提供できていないと判定されることがあります。

1ページあたりの文字数には特に目安はありませんが、経験上としては2,000〜3,000文字程度あれば大丈夫な感じです。

1,000文字程度でも大丈夫という話も聞きますが、いずれにしても闇雲に文字数を増やすのではなく、「ユーザーに有益な情報を提供する」という意識が大事になります。

10. 記事数を増やす

ブログサイトの場合、記事数が少ないとWEBサイト全体のボリュームが不足していると判定されることがあります。

特化型のブログであれば、10記事程度は最低限欲しいところです。
雑記型のブログであれば、20記事以上は用意しておいた方が良さそうです。

10記事でも合格する場合もありますが、何度も落とされる場合は記事数を増やしてみると良いかもしれません。

11. 評価の低い記事は一旦「下書き」に戻す

記事数を増やしていくと、検索結果の順位が著しく低かったり、アクセス状況が伸びていない記事がいくつか出てきます。

ユーザーに有益ではない、評価の低いページがあると、サイト全体の評価が下がってしまうことがあります。

日記のような読者の役に立たない記事、内容が似通っている記事、アクセスが伸びない記事は一旦下書きに戻して審査を通してみると、意外とあっさり合格することもあります。

12. インデックスエラーを解消する

「Google Search Console」のインデックス登録状況を確認してみてください。

もし、インデックスエラーが発生しているようでしたら、すぐに改善してください。
Googleの検索結果に反映されていないということは、そのページ何かしらの問題があるということです。

AdSenseでは、そういった問題のあるページがあれば広告掲載を認めてもらえないので、エラーは必ず解消しておきましょう。

エラーではなく、インデックス未登録の状態は問題ありませんが、意図したページが登録されていないのであれば、インデックスされるように改善しておいた方が良いですね。

Google Search Console

13. ページの表示速度を改善する

SEO対策の一環として、ページの表示速度を重要視する傾向が強まっています。

「PageSpeed Insights」というツールを使うと、該当するページの表示速度を測定することができ、さらにどこに問題があるのかヒントを提供してもらえます。

表示速度に問題があると、Googleの評価が下がってしまうため、可能な限り改善しておく必要があります。

パフォーマンスの目安としては、PCで80点以上、スマホで70点以上は取っておきたいところですね。

PageSpeed Insights

14. アフィリエイト広告を削除する

私も以前、Google AdSenseの審査を通す前に、A8.netのアフィリエイト広告を貼りまくっていたら、いつまでも合格できずに悩んでいたことがありました。

様々なブログで、審査合格のためにはアフィリエイト広告が入っているとダメだと言われていることがあります。

実際には、審査時においてGoogle以外のアフィリエイト広告が入っていても問題は無いようです。

最初に私の事例をお話したのですが、ここで問題になっているのは、「アフィリエイト広告を貼りまくった」ところにあります。

要はアフィリエイト広告の数に問題があったということです。
では、どのくらいの数だったら大丈夫なのか?

明確には分からないのですが、公式に発表されているガイドラインやポリシーの中で、ブログコンテンツの内容に対して半分以上を占める広告はダメよ!と言われています。

この辺りのさじ加減が明確ではないので、私は審査を通すために一度全てのアフィリエイト広告を外して合格することができました。

まとめ

改めて、私がGoogle AdSenseの審査に合格した時にやったことをまとめておきます。

  • AdSense プログラム ポリシーに違反してないこと
  • 他にも準拠しなくてはいけないガイドラインがある

実際にやったことは以下のとおり

  1. 独自ドメインの取得
  2. SSL化の対応
  3. お問い合わせフォームの設置
  4. プライバシーポリシーの設置
  5. 運営者プロフィールの設置
  6. WEB標準に準拠
  7. レスポンシブWEBデザインの対応
  8. Googleアナリティクス・Search Consoleの追加
  9. コンテンツのボリュームアップ
  10. 記事数を増やす
  11. 評価の低い記事は一旦非公開にする
  12. インデックスエラーを解消する
  13. ページの表示速度を改善する
  14. アフィリエイト広告を削除する

これらをひと通り対策することができれば、ほぼ合格できると思います。
私はこの対策をすべて実施して、3サイトの審査を通過させています。

とは言え、これらの対策を実施しても必ずしも合格を約束できるものではありません。

この点については、Googleが審査結果を発表していない関係上、他に原因があるかもしれないため、確実に合格できるという方法が確立されていないことをご理解ください。

最後に、これらの施策を全て実施しなくても合格することは可能だと思います。
皆さんが作成されているブログサイトの状況によって、それぞれ変わってくると思うので、気になる点があるようでしたら、これらを参考にして対処してみてください。

皆さんが審査に合格して、1日でも早く収益化できることを願っています。