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【2023年版】Twitter運用に大事な知っておきたいアルゴリズム

【2023年版】Twitter運用に大事な知っておきたいアルゴリズム

Twitterの「おすすめ」って邪魔臭くないですか?

フォローしている方たちのツイートを見たいのに、まるでフォローしているかの如く、しれっと知らない人のツイートが入り込んでくる…

それだけならまだしも、時系列になってなくておすすめしたいもの順のように並んでいるので、古いツイートが表示されていたりします。

フォローした方だけのツイートを見たいなら、「フォロー中」に切り替えると良いのですが、何か釈然としません。

そこで「おすすめ(For You)」のアルゴリズムが2023年3月31日に公開されていたので、どういう仕組みなのか調べてみました。

このアルゴリズムは、オープンソースとして公開されているので、今後改善されていくかもしれませんし、サードパーティーのアプリによっては「おすすめ」機能がバージョンアップされたものがリリースされる可能性もあります。

ひとまず現時点のアルゴリズムについて調べていくと、Twitter運用する時に自分のツイートが、「いかにおすすめされるか」を意識していかないと成果を上げるのが難しくなってくることが分かります。

今回の記事は、これからTwitter運用で頑張っていく方に少しでも参考になれば幸いです。

というわけで、Twitterを始めたばかりの人にも理解いただけるように、できるだけ分かりやすく紹介していきます。

Twitter運用になぜ「おすすめ」が必要なのか?

最初に、おすすめが邪魔臭いよね?というお話をしましたが、おすすめに出てくるということは、そのアカウントに対して関連性が深く、有用なツイートであることの証拠でもあります。

特にフォローワーであると意識せずにタイムラインを見ていると、意外と気になるツイートに目が止まる機会が多いはずです。

これは自分のアカウントをTwitterのシステムが解析して、最適なおすすめツイートを提供しているからに他なりません。

逆に言うと、自分の記事がおすすめとして他のアカウントに表示されることで、インプレッション数(タイムラインに表示された回数)を稼ぐことができるということにもなるわけですね。

インプレッション数が増えると、それだけ自分のツイートを見る人が増えるということになります。

では、どうすればおすすめとして自分のツイートが選ばれるようになるのでしょうか?

その辺りを公開されたアルゴリズムから読み解いていきましょう。

ツイートは3段階で選択される

毎日世界中で5億件のツイートが投稿されており、その中から関連性の高いツイートを絞り込んで「おすすめ」に表示されます。

おすすめに選択されるには3段階のプロセスがあり、それらを経て最適なツイートが表示されるという仕組みになっています。

候補ソーシング

毎日数億ツイートされているものの中から、自分のアカウントに関連性の高いものを1,500件抽出されます。

フォローしている人のツイート、していない人のツイートが、それぞれ平均して50%ずつに振り分けられます。

フォローしている人とは、エンゲージメント(いいね、RTなどの関わり合い度)が重要になってきます。

ランキング

ツイートに対しては、機械学習(いわゆるAI)によっていくつかのスコアで評価してランキングしています。
スコアの高いものほど、おすすめに選択されやすくなっています。

スコアには、ブーストが加わることがあり、Twitter Blueに登録していると4倍になったり、ツイートが6時間を経過すると評価が半減するということもあります。

また、フォロワー数が少ないのにフォロー数が極端に多い場合はアカウントの評価が下がってしまうことがあります。

アクションスコア
いいね0.5
RT1
ツイートをクリックして、いいねや返信11
ツイートをクリックして2分以上とどまる10
プロフィール確認といいね12
返信する13.5
返信に対してエンゲージ
(いいね、返信、RT)
75
表示回数を減らす
ミュート・ブロック
-74
報告される-369

フィルタリング

ミュートやブロックしているアカウント、ひとつのアカウントが連続してツイートしているなど迷惑になりうるツイートを除外したり、自分がフォローしているアカウントがフォローしているなど、関連が近いものをピックアップしています。

アルゴリズムを踏まえたTwitter運用

公式より公開された「おすすめ」のアルゴリズムは、上記のとおりでした。

で、結局どうやってTwitter運用したらいいの?

これらのアルゴリズムを踏まえた現時点で、実際にどのようにTwitter運用をしたら良いのか…
皆さんが一番知りたいところですよね?

個人的な見解ですが、以下のように心がけると良いと考えられます。

  • ツイートするテーマを絞り込む
  • 返信やRTを貰ったら全力で返信・いいね・RTを返す
  • いいねやRTが貰いたかったら、こちらから積極的にいいね・RTをする
  • 返信やRTしやすい質問形式のツイートを含める
  • 自分と同じカテゴリーのアカウントに有益なツイートを心がける
  • 悪口や誹謗中傷は絶対にしない

なんか普通に当たり前のコミュニケーションだよね?っていう内容ですが、それこそが大事ということですね。

まとめ

それではまとめていきます。

  • 「おすすめ」に選ばれるとツイートが注目されやすくなる
  • ツイートは3段階で評価される
  • 「候補ソーシング」は、垢の関連性から1500件抽出
  • 1500件のうち、フォロー内外それぞれ50%ずつ選ばれる
  • 「ランキング」は、機械学習によってスコアが付けられる
  • スコアが高いほど「おすすめ」に出やすくなる
  • 「フィルタリング」は、ミュートやブロックなどを除外
  • 連投しているツイートなど迷惑になりうるものを除外
  • フォロー内の垢がフォローしているなどをピックアップ
  • 「おすすめ」に選ばれるためには、当たり前のことを継続する

これらのアルゴリズムによって、「おすすめ」として評価されると、フォローしていない人にもアプローチすることができるので、インプレッション数が高まり、いいねや返信などのリアクションが貰える機会が増えます。

結果として、フォロワー数が増えたり、アカウントの評価が上がる可能性があるので、このアルゴリズムを理解して、Twitter運用を進めていくことが大事ということになります。

最後に公式にリリースされている情報を貼っておきますので、併せてご覧ください。

Twitter’s Recommendation Algorithm