私は文章を書くのが苦手だから…
ブログを始めてみようかと思っていても、始めるのを躊躇したり、始めたはいいけど記事の筆がなかなか進まないって多くの人が抱えている悩みですよね?
子どもの頃、夏休みの宿題で読書感想文がなかなか進まず、当時はChatGPTなんて無くて、400字詰めの原稿用紙を机に置いたまま何時間も頭を抱えるという苦い経験が懐かしい思い出です。
私もそんな感じで文章を書くのも、本を読むのも苦手意識を持っています。
文章を書くのが苦手な人の多くは、読書感想文がトラウマになっているかもしれません。
過去の失敗や辛い経験、思い出が苦手意識を生み出して、トラウマとなってしまうとなかなか前に踏み出すことはできませんよね?
しかし、「アドラー心理学」ではトラウマを否定しています!
トラウマは、「過去にこういうことがあったから未来もこうに違いない」と勝手に思い込んでしまうことで生まれる「できないのではなく、やりたくない言い訳」であるとしています。
過去の経験や直感に基づく先入観などによって、非合理的な判断をしてしまうことを「認知バイアス」と言います。
つまり、トラウマは認知バイアスの一種であるとも言えます。
結構辛辣ですが、過去の経験から苦手意識を持ってしまった「文章を書く」という仕事も「できないのではなく、やりたくないだけかも?」と思って、勇気を出してチャレンジしてみませんか?
なぜトラウマを否定するのか?
「アドラー心理学」においてトラウマは否定されています。
トラウマは、「心的外傷」とも呼ばれているもので、身の危険を感じるような出来事によって引き起こされると定義されています。
フロイトが提唱するトラウマは、過去の出来事に原因があって、それによって心的外傷を負ってしまう「原因論」にあります。
一方、アドラーが提唱しているのは、「目的論」であり、人間は目的のために現実を自分の都合に合わせているとしています。
私は心理学者でもないし、大学で心理学を専攻していたわけでもないので、乱暴な言い方になってしまいますが、身の危険を感じるような出来事によってトラウマが引き起こされたのではなく、その出来事を例えば引きこもる等の目的のために自らが選択しているということになります。
原因論から考えると、過去によって現在や未来が既に決まってしまっているということになります。
目的論では、現在の自分が目的を果たすために「無意識」「感情」「理性」のいずれに限らず自らが選択した結果であるとしています。
アドラーはトラウマを明確に否定していますが、むしろこの原因論を否定しているように感じます。
ここまでの話では、賛否あると思います。
私自身もまだ半信半疑なところもありますし、世間的にもアドラー心理学に対して賛否があります。
随分と遠回りしました…
今回ここでお話しするのは、心療内科で治療が必要な重大なトラウマの話ではなく、夏休みの読書感想文が苦手でブログが書けないというレベルのお話です。
夏休みの読書感想文で辛い思いをした。
だから、私は文章を書くのが苦手だ。
したがって、ブログを始められない、記事が全然進まない。
というのは、ブログを始めることに躊躇する、ブログ記事を書くのが苦痛である。
ということを正当化するために、過去の読書感想文を利用しているということになります。
こういった苦手意識を持ったものに対して、一歩踏み出して行動することに不安や心配は必ずありますよね?
不安や心配のあるところに一歩踏み出すことを「勇気」と言います。
勇気を出して、一歩だけでいいので踏み出してみましょう!
ブログ書くのが苦手からの脱却
「ブログ記事を書きたくない」
「ブログなんて面倒くさい」
「記事を書くのに時間がかかってしまう」
「何を書いていいのか分からない」
だからブログをやらない。
と選択したのは自分自身です。
人間ってやらない理由を探すのが得意な生き物です。
過去は変えることはできないけど、現在の行動次第で未来を選択することができます。
ブログを書かなくて生きていくことはできるので、やらなければいけない理由は無い!
やらない理由はいくらでも出てきます。
でも少しでもやりたい、やってみたいという気持ちがあるなら、「勇気」を出して踏み出してみましょう。
ここで私があなたの背中を押すために、ブログをお勧めする理由についてお話しします。
私がブログを勧める理由
「ストック資産」「フロー資産」という言葉をご存知でしょうか?
ストック資産とは、ストックしているだけで資産としての価値があるものです。
貯蓄、株式、不動産などがそれに当たります。
いわゆる不労所得になります。
一方、フロー資産とは、動かないと資産としての価値が生まれないものです。
働いた対価としてもらう給与、仕入れて売り上げる商品などはフロー資産になります。
SNSは投稿し続けないと価値を生み出すことができませんが、ブログは一度投稿してしまえば放置していても価値を生み出し続けてくれます。
フロー資産だけでは、時間が搾取されて続けてしまい疲弊してしまいます。
しかも働き続けないとフロー資産はどんどん減っていきます。
もしあなたが病気や事故で働けなくなったらどうしますか?
なんか生命保険の宣伝っぽいですが、ストック資産があれば働けなくなったとしても収入を確保することが可能になります。
フロー資産は体を動かして仕事をすればすぐに収入を得ることができます。
しかし、ストック資産はすぐに収入に結びつくような結果は出にくいのが特徴です。
ブログで普遍的な記事をより多く用意できれば、長く自動的に収入を得続けることも可能です。
私が、50代になって本格的にブログやSNSを始めたのは、働けなくなってしまった場合の老後の心配もあります。
ブログを始めようと考えていたり、記事の執筆がなかなか進まなくて悩んでいる人の多くは、多分私よりも若い方だと思います。
今から始めていれば、それだけ多くのストック資産を作ることが可能となるでしょう。
これが私がブログをお勧めする理由です。
どうすればブログが上達するのか?
とは言え、これまで文章を書いてこなかったら、いざ書こうと思っても筆は進まないどころか、どうやってブログを書いたら良いのかも分からないですよね?
ブログの書き方が分からない
ブログをどうやって書いたら良いのか、書き方についてはこちらの記事で紹介しています。
まずはそちらを参考にしてみてください。
ブログの書き方は、ある程度テンプレート(型)というものが決まっています。
その型を覚えてしまえば、それほど難しくありません。
色々な型があるのですが、こちらの記事では一番分かりやすいものを紹介しています。
書くことが無い、何を書いていいか分からない
ブログを始めたけど、書くことが無い、何を書いたら良いか分からないという場合もありますよね?
ブログの執筆が進まない一番の理由は、「インプット不足」です。
アウトプットする情報は、自分の中に蓄えられているところからしか出てきません。
したがって、自分の中に何かをインプットしない限り出てくることはありません。
これまでの知識や経験、読書やテレビ、誰かから聞いた話…
何かしらのインプットが無いと、ブログを書くための情報が不足してしまいます。
書くことが見つからない、何を書いたら良いのか分からない時は、手始めに「読書」をしましょう。
読書が苦手という人は、マンガやコミックで紹介しているビジネス本がオススメです。
ブログを書くのに時間がかかってしまう
では、なかなか筆が進まない、ブログ記事を書くのに何日もかかってしまう。
そんな人はどうすればいいのでしょうか?
色々と方法がありますが、
- 見出しを先に決めてしまう
- その見出しごとに記事を書く
- タイトルは最後に決める
- ChatGPTを活用する
- 完成度6割で公開する
- とにかく書き続ける
これらに集約されます。
書き方を知って、インプットをたくさんして、書く順番を決め、完成度6割を目指す。
それを続けることが重要です。
あとはとにかく書き続けることです。
ブログを始めたら、どんどん書いていきましょう。
まとめ
それではまとめに入っていきます。
- 「文章を書くのが苦手」「読書が苦手」は、トラウマではない
- トラウマは原因論によるもので、目的論ではトラウマは存在しない
- 苦手なものに勇気を持ってチャレンジしよう
- ブログは「ストック資産」
- ブログの書き方には「型」がある
- 書くことが無いのは「インプット」不足が原因
- 書くのが遅い時は「書く順番」「完成度6割」を意識しよう
- あとは、とにかくブログを書き続けることが大事!!
これらのことを意識して、ぜひブログを始めてみてください。
私はブロガーを応援しています。
一緒に頑張りましょう!!
今回のブログ記事執筆にあたり、参考にした書籍
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