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GACKTがホリエモンにアドバイスした「メタ推理」とは?

GACKTがホリエモンにアドバイスした「メタ推理」とは?

Yahoo!ニュースでこんな話題がありました。

5〜6年前のお正月恒例「格付けチェック」にホリエモンこと堀江貴文が、GACKTに誘われて出演した時のエピソードが話題になっていた。(以下、敬称略)

フォロワーから「格付けで外しまくってる」という指摘を受けての反応だったようだが、ストラディバリの音色とトリュフの味で不正解したことからそのような指摘があった模様。

GACKTから「メタ推理ですから」とアドバイスをもらって、その後の盆栽で正解したとのことだが、

「俺は見たことなかったからガクトさんに頼まれて出たけど、こんなくだらない番組だと知ってたらでなかったよ笑」

と番組批判と共にGACKT批判とも取れるリアクションを見せたことから、いつものように炎上している。

私はホリエモン信者でもGACKT信者でもないので、正直どうでもいい話だったのだけど「メタ推理」というキーワードに引っ掛かってしまった。

GACKTはこの番組で連勝記録を継続しているが、実際に味わったり、聞き分けたりしているのではなく、メタ推理で正解を導いているのか?

メタ推理ってなんだ?

っていう興味の方に引き寄せられてしまったので、今回は「メタ推理」とはどういうものなのかについて深掘っていきたいと思う。

メタ推理って何?

皆さんは「人狼」ってゲームをやったことありますか?

私は友達が少ないので、やったことありませんが、噂に聞くところによると友達を無くすゲームらしいですね。(どこ情報やねん!)

簡単に人狼ゲームを説明すると、「人狼」「村人」「占い師」「狩人」などの役職があり、人狼陣営と村人陣営に分かれ、それぞれの勝利条件に向かって昼と夜の行動を繰り返して、それぞれの行動を推理しながら議論を重ねていくゲーム。

この人狼ゲームで重要になってくるのが「メタ推理」と呼ばれるものになる。

ではその肝心のメタ推理って何でしょう?

「メタ推理」とは、ゲームの外、番組の外、ルールの外にある情報を元に推理する方法のことを言う。

例えば、テレビ番組の推理ドラマであれば、

「ラテ欄の出演者がこの人だから、多分犯人はこの人。」
「放送時間がまだ30分残っているから、まだこの人は犯人じゃない。」

なんて言うドラマのストーリーとは関係ない部分をヒントに推理することです。
人狼ゲームの場合で言うと、

「1回目のゲームであの人が人狼だったから、今回は村人だろう。」
「今、隣で服の擦れる音がしたから、多分隣の人は夜に行動する役職だ。」

という感じでゲームの本筋から離れたところで推理を働かせてしまう行為。
場合によっては、マナー違反やルール違反になることもあるので注意が必要だ。

冒頭のホリエモンが話していた格付けチェックでのメタ推理は、どういったものが考えられるだろうか?
例えばこんな感じ。

「ここまでAが2回続いたから、次はBかもしれない。」
「警備の人が左側に配置されていたから、高価なのはBの方だ。」

実際にはそんな単純なことは無いと思うけど、メタ推理の方法としてはこのような番組のルールから外れたところにある情報を元にして答えを導き出す推理方法だ。

たまにそういう推理を披露して盛大に外すというネタを披露するお笑い芸人もいるので、メタ推理が優れているとも言い切れないのが難しいところ。

そういえばメタってよく聞くけど?

メタ推理、メタ推理と言ってきたけど、「メタ」って単語、最近よく聞くけどどういう意味だろうか?

「メタバース」「メタ発言」「メタ情報」「メタサーチ」など、様々な場面で聞くようになった言葉だけど、本質は先に説明した「メタ推理」と同じで、

メタとは、ある事象に対する異なる次元からの観点という意味である。

Weblio辞典より

分かりやすく言うと、「決められた枠組みからはみ出した考え方」ということ。

例えば、映画やドラマの中のキャラクターが、監督や観客に対して発言する「メタ発言」だったり、A社の情報とB社の情報に横断する形で検索する「メタサーチ」だったり、現実世界からはみ出した仮想世界の「メタバース」などが挙げられる。

刑事「犯人はお前だ!」
犯人「そ、そんな証拠がどこにある?」
刑事「2時間前からお前の行動は、300人の観客がずっと目撃していたんだ!」
犯人「2時間前?300人の観客?どういうことだ?」
刑事「これが、メタ発言というやつだ!」

まとめ

それではまとめますね。

Yahoo!ニュースで話題になったホリエモンの発言。
フォロワーの一言から始まった「格付けで外してばかり」という声に対して「くだらない番組」「出なきゃ良かった」と余計な一言で毎度お馴染みの炎上を演出していましたが、その中でGACKTから「メタ推理ですから」とアドバイスを受けて、最後は正解したという話でした。

私がそこで気になったのは「メタ推理」というキーワードでした。
つまりGACKTはこれまでずっと「メタ推理」というある意味邪道で正解してきたってこと?
ガチなのは確かにそうだとして、そんなことで正解してたの?と疑問に思い、ところでメタ推理って何だろう?

メタ推理とは、ゲームのルールや番組内のルールから外れたところにある情報を元に推理する方法のことでした。

メタとは、高次元からの観点という意味で、例えばゲームのルール外からの情報「服の擦れる音」「1回目の結果」などから判断する方法だったり、ドラマの登場人物が視聴者に向かって話しかけたり、という決められた枠組みからはみ出してしまう考え方を指している。

出題者「それでは解答をどうぞ!」
解答者「う〜ん、この番組の放送はゴールデンタイムだからアダルティな問題は出さないだろう、これまでの問題は比較的簡単な問題が続いたからそろそろ難問が出題される頃合いだ、番組プロデューサーはあの人だからこんな問題は出してこないだろう、ということは……」
出題者「正解は、メタ推理でした!」

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